Camping

 

●序章

初めてキャンプに行ったのは小学生の頃のボーイスカウトだが、正直イヤでしょうがなかった。不自由な生活をしにわざわざ山の中に行くこと自体理解できなかった。大人になってもそれは変わらず、30才位までアウトドアといえば川原のバーベキュー位しかやった記憶がない。

それが大きく変わったのは90年代始めのオートキャンプブームだ。ホームセンター(その頃はディスカウントストアと呼んでいた)ではアウトドア商品を大々的に売り始めていた。

元々ディスカウントストア大好き人間だったので、しょっちゅう通っている内にそこに並んでるコールマンのツーバーナーやランタンが気になりだしていた。

決定的だったのは会社のレクリエーションで川原にバーベキューに行った時の事。
同僚のU.S.A.な人が、ビートルの天井にツーバーナーやチェアーをくくりつけて登場し、ウェーバーのグリルで豪快にハンバーガーを焼いているのを見て、「これはアメリカだ」と思った。

2週間後にはとりあえずキャンプに行くための最低装備は家に揃っていた。

■オートキャンプ編■

●1993年5月 本栖湖キャンプ場

 

初めてのオートキャンプは、GWに山梨県の本栖湖にあるキャンプ場に行った。当時付き合っていた彼女を巻き込んでのカップルキャンプだ。テントはまだ購入しておらず、この時はバンガロー泊だった。

装備に関してはまだ知識が浅い段階で道具を揃えてしまったためミスが目立つ。ネットのない時代、知識を得るには人から学ぶか雑誌で研究するかしか方法がなかった。そのため基本的な知識を習得するまで今より時間がかかったのだ。

 

記憶が定かではないのだが、写真からこの時の装備の一部を検証してみる。

①コールマン・パワーハウスツーバーナー
これは今でも最も好きな道具である。当時もこれが使いたくてキャンプを始めたと言っていいほどのお気に入りだ。

②コールマン・クーラーボックス
これも今でも所有している。ごく普通のクーラーボックスだ。

③ホムセン系一体型テーブルチェアー
これは絶対買ってはいけない物だった。これがあるだけで安っぽい雰囲気になってしまう。ビートルは積載能力ゼロなので便利といえば便利なのだが、結局使ったのはこの1回だけだったと記憶している。

④灯油ランタン
これも買ってはいけないアイテム。夜は暗くて使い物にならず。金銭的にガソリンランタンまで手が回らなかったため購入したと思われる。これも使ったのはこの1回だけだったと思う。

⑤コールマン・封筒型綿シュラフ(写真には写っていない)
これは大変かさばるのだが使い勝手は問題なく、その後もずっと使い続けたアイテム。拡げると2つのシュラフを合体出来るため、カップルでの使用にもおすすめ?

⑥食器類
かなりの安物を購入したためすぐに買い直した記憶あり。

結局安物買いの銭失いの典型である。
しかしキャンプ自体は本当に楽しかった。ここで完全にキャンプにハマった。

道具に関してはこの後、底なしの道具沼にはまっていくことになる。

●1993年8月 神之川キャンプ場

 

その後会社の同僚とのグループキャンプなどを重ね、8月に道志にある神之川キャンプ場へ行った。

今は分からないが当時は完全な区画サイトで、この時はギュウギュウ詰めの状態。雰囲気はいまいちだが久々のカップルキャンプで気分は↑だった。

初めてのオートキャンプから3ヵ月後の写真だが、今見てもびっくりする位装備が充実している。よく3ヶ月でここまで揃えたものだ。自分でもあきれる。

 

新しく加わった装備を検証してみる。

①コールマン・スタンダードドームテント
たしか当時発売されたばかりのベーシックなモデル。4~5人用のため中はかなり広く、2人で過ごすには十分。その後のグループキャンプでも大活躍した。今でも所有している。

②コールマン・ヘキサタープ
ベーシックなヘキサタープ。これもその後大活躍した。ポールを何本か増設して使ってるみたいだ。

③コールマン・スポーツスター シングルバーナー
コールマンの定番シングルバーナー。銀色なので車のガソリンも使えるやつだ。永く愛用していたが保管状態が悪く錆びてしまった。

④コールマン・ランタン(ワンマントル&ツーマントル)
前回持って行った灯油ランタンが使い物にならなかったため買い揃えた。しかも2つ。たしかツーマントルは虫除け、ワンマントルはテーブルで使ってた。今も所有している。

⑤バーベキューグリル
コールマンと書いてあるがこれはステッカーを貼っただけで実際はメーカー不明の折りたたみ式。赤い色がコールマンちっくでかなり気に入ってた記憶がある。グリルはその後ウェーバーのスモーキージョーグリルに買い替えた。

⑥テーブル、チェア
前回の一体型はすでに無く買い替えている。テーブル、チェア共に折りたたみ式の普通のやつ。木製の折りたたみテーブルまである。チェアはこの後マクラーレンのガダバウトチェアに買い替えた。

その他、食器類、トーチ、工具BOX等、いろいろあるみたい。

オートキャンプを始めて3ヶ月でここまでいってるとは!完全に道具沼にはまっていたみたいだ。
ネットはなかったので雑誌の「Outdoor(2001年に廃刊)」や「BEPAL」で研究した成果だ。

番外だが写真にもあるように当時天体鑑賞にも凝っており、キャンプ場以外にも富士山の五合目あたりによく星を見に行った。

●1993年8月 朝霧高原キャンプ場

 

1993年8月は2回キャンプしている。2回目の場所は山梨県の朝霧高原キャンプ場だ。写真を見ると、このあたりで当時のキャンプスタイルが完成しているようだ。

 

今回の写真で新しく加わっているアイテムは、

①ウォータータンク
異常にかさばるが、かなり使い勝手がよかった。

②スタンド
ツーバーナー用のスタンドをウォータータンクやクーラーボックスにも使用している。使い勝手、見た目ともに向上。

③ランタンスタンド
これは直火用のグリルスタンドをランタンスタンドに流用している。ワイルド感が出てこれも良し。

オートキャンプを始めて3ヶ月でここまでいった。新ためて見直してみても感心する。
(いい意味でも悪い意味でも)

現在ならもっとスタイリッシュなサイトはいくらでも作れると思う。でもあの頃はスクリーンテントも連結出来るようなテントもなかった。ダッジオーブンもポピュラーなものではなかった。マウスでポチッとすれば翌日商品が届くような事もなく、欲しければ店まで買いに行かなくてはならなかった。

そう考えると当時としては合格点だと思う。

しかしあの頃の自分の好奇心の強さとのめりこみのパワーは相当なものだ。

●番外編1 VW Beetle Type-1のこと

今までの写真をみれば一目瞭然だが、このビートルも重要なキャンプ道具の一つと言えた。重要というより最強のアイテムだったかもしれない。このかわいい車がサイトに鎮座しているだけで雰囲気がガラリと変わり注目度も倍増した。

 

VWの積載能力は非力そのものだったため、キャンプに行く時はいつも超過積載状態で走ってた。かなり強引な積み方をしているが、ラフなスタイルでこれはこれでありだったと思う。

この車にはたくさん思い出がある。だが一番楽しかったのはこの頃キャンプに行ってた時期かもしれない。

当時のオートキャンプの写真はこの位しか残っていない。

これ以外には西湖畔のキャンプ場、道志の森キャンプ場、むじな(道志)あたりに行った記憶がある。しかしオートキャンプのマイブームはこの年がピークで、以降は年1~2回ペースになった。

なぜか?

一番の理由は面倒くさいからだ。早朝これだけの荷物を車に積んで、キャンプ場で設営し、撤収し、家に帰って荷を降ろし、メンテナンスを行い収納する。これはかなりの労力だ。さらに興味の対象が他のアイテムに移っていったのも大きい。

その後荷物の問題を解決しようと車をビュイック・リーガル・エステートワゴンに乗り換えた。この車だとすべての荷物を常に後部ラゲッジスペースに入れておける。
だが巨大な車体はキャンプ場内での取り回しが非常に困難だった。

結局彼女と別れたり、会社が変わったりと自分を取り巻く環境も変わり、オートキャンプは97年を最後にまったく行かなくなった。

■バイクキャンプ編■

●2005年7月 本栖湖 練習キャンプ

仕事が変わり大阪に3年ほど住んでた時にバイクを買った。

その後茅ヶ崎に帰ってきてから以前からやりたかった事 「バイクで旅に出る」 というのをやってみようと思った。2005年6月の事だ。

道中は宿代節約のため出来るだけキャンプですごそうと決めた。以前のオートキャンプ用の装備でと考えたが、車用の装備はみな大きすぎてバイクではほとんど流用できそうもない。そこでとりあえずテントやストーブなど基本アイテムを買い揃えて本栖湖で練習キャンプを実施した。

 

写真からこの時の装備を検証してみる。

まずパッキングだが、L.L.Beanのボストンバッグと釣り用のショルダーバッグ(黄色い防水シートがかかっている)、いつも付けている皮製バッグに収納し、入らなかったテントとマットを外にくくりつけている。

この時揃えた装備は、

①コールマン・コンパクトツーリングテントST

②コールマン・3Dツーリングコクーンシェラフ/10

③コールマン・コンパクトインフレーターマットS

④コールマン・トレックチェア

⑤コールマン・アルミツーリングテーブル

⑥PRIMUS・P-171 ハイパワーバーナー

⑦PRIMUS・P-541 マイクロランタン

⑧ユニフレーム・ネイチャーストーブ

⑨OPTIMUS・TERRA

この練習キャンプで、8年間のブランクですっかり忘れていたキャンプ感を少し取り戻すことが出来た。

道具に関しては急いで揃えたため、いろいろな部分で事前調査不足だった。そこで帰ってから再度検証を重ね、さらに必要と思われる物を買い足して旅の本番に備えた。

※この項目は「Bike」カテゴリーと一部重複する。

●2005年8月 四国・九州ツーリング

 

本栖湖での練習キャンプを終え、8月に四国と九州を周るツーリングに出た。この時の装備を検証してみる。

パッキングはモンベルの防水サイドバッグが加わり、すべての荷物をバッグ内に収納した。他のバッグ類は前回と同様だ。

また、旅立つ前にいくつかの道具を追加購入した。

この時揃えた装備は、

①モンベル・ドライモトツーリングバッグ

②スノーピーク・ライトタープ ペンタ

③コールマン・コンパクトチェアDX

④PETZL・ティカプラス

1週間のツーリングで、結局キャンプをしたのは四万十川沿いでの1泊だけだった。他にキャンプをしている人はおらず完全なソロキャンプだ。感想はというと、1人きりでのキャンプは本栖湖練習キャンプに続いて今回が2度目だが、1人だと設営が終わってからは特にすることがない。時間をもてあますソロキャンプは正直楽しいとは思わなかった。

結局帰ってからはキャンプに行くこともなく、と言うかバイク自体に全く乗らなくなってしまったため、キャンプをする事もなくなった。

●番外編2 コールマンのこと

オートキャンプをやらなくなって10年近く。再びバイクでキャンプ復活を果たした訳だが、その失われた10年の間に大きく様変わりしていたのがコールマンのブランド力だ。

1993年、自分がオートキャンプを始めた頃、コールマンといえばキャンプ道具では定番中の定番、No.1のブランドだった。キャンプを始めたのもコールマンのツーバナーが欲しかったのが大きな理由だ。

そのコールマンが10年の間に安物イメージのブランドに変わっていた。ホームセンターなどで安売りを繰り返したのが大きな理由だと思う。

バイク用のキャンプ道具を揃えた時、そんな10年の様変わりを知らず、コールマンを中心に道具を揃えた。だがいろいろ研究するうちにそれが失敗だと気付いた。その後はコールマンは避けるようになり、買ってしまったコールマン商品も結構買い替えたりした。

 

だが最近はまたコールマンを買い始めている。

何故かというと、自分のキャンプスタイルの原点はアメリカンスタイルにあるからだ。コールマンはキャンプ道具のメーカーの中で唯一アメリカの匂いを感じるブランドだと思う。

元々アメリカな物が好きな自分にとって、プリムスやスノーピークなどはどうも物としての魅力を感じない。機能的なのは分かるのだが見ていても楽しくないのだ。反面、コールマンのフェザーストーブは見ているだけで嬉しくなってくる。

バイクの場合、積載の都合上アメリカンなキャンプスタイルは難しいのだが、今後はこのあたりもポイントに自分のキャンプスタイルを考えていきたいと思う。

●2009年7月 北海道・東北ツーリング

 

四国・九州ツーリングの後バイクに乗らなくなってから、キャンプもまったく行かなかったのだが、2009年7月に北海道ツーリングに行くことになった。前回のツーリングでは1回しかキャンプはしなかったのだが、今回はキャンプ主体の旅になりそうだったため、再度キャンプ道具の検討を始めた。

この時の装備を検証してみる。

パッキングはモンベルのサイドバッグと、新たに購入したモンベル・ドライコンテナチューブに主だった装備を収納し、チェアーとハロルズギアのドラムバッグ(雨具系を収納)を外付けしている。

写真は帰宅時のもので、出発した時の写真はこれだ。チェアーとドラムバッグの付け方が変わっている。
なお、今回新しく揃えた装備はモンベル・ドライコンテナチューブのみ。キャンプ道具で新たに買い足した物はない。

 

ツーリング期間45日の中で半分位はキャンプ泊、内訳は大体が1~2泊で、滞在型は1回行った。

今回はタープを持って行かなかったため、写真にあるようにテントの前室を使ったコンパクトスタイル。このコールマンのテントは、その広い前室だけで十分な居住スペースを確保できる。滞在型スタイルだとちょっと厳しいが、ツーリング主体のキャンプではこれで十分だ。

過去2回のキャンプではソロの楽しさを見出せないでいた自分だが、今回のロングツーリングでキャンプを重ねる内にソロの楽しさをやっと理解出来た。と言うより完全にソロキャンプにハマってしまった。

1人でマッタリ過ごすのも良し、他のキャンパーと酒を酌み交わすのも良し、多人数のキャンプにはない「自由」がそこにある。

キャンプの楽しさを再認識できたことも含め、いろんな意味で大きな収穫を得た旅だった。

●2009年 現在

北海道・東北ツーリングから帰ってきて、早速ハマってしまったソロキャンプ研究を始めた。そしてその方向性を決めた。

①積載能力が乏しいトライアンフだが、その美しいフォルムを崩す事にない積載を考える。

②今回のテーマは「貧乏臭さのないシンプル&スマートなスタイル&軽くアメリカンテイスト」。

このあたりを基本に、現状の装備でパッキング上問題がある物や、気になる装備をいくつか買い替えた。

 

買い替えた装備

①モンベル・U.L.アルパインバロウバッグ#3
②モンベル・U.L.コンフォートシステム エアパッド120
シェラフとマットを買い替えたことにより居住系装備をすべてモンベルのサイドバッグの片側に収納可能となった。

<③スノーピーク・アルミパーソナルクッカーセット
クッカーセットのOPTIMUS・TERRAは気に入っていたのだが、収納サイズに問題があり買い替えた。

④ノースイーグ・ローコンパクトスリムチェアDX
コールマン・コンパクトチェアDXは収納サイズも使い勝手も問題なかったが、ノースイーグルのロースタイルが気に入り購入した。

⑤コールマン・フェザーストーブ
火器類の燃料はガスで統一していたが、どうしてもガソリンが恋しくなって購入した。

⑥モンベル・ドライコンテナ
ロングツーリング時は前回購入したモンベル・ドライコンテナチューブのLで良いが、通常のキャンプではサイズが大きすぎるため購入した。

あとは100均ダイソーで使えそうな物を取り揃え、とりあえず基本装備が固まった。

装備が固まった時点で、検証を兼ねたソロキャンプを行った。まず重要課題のパッキングに関しては、何度も検討を重ねた結果、納得のいく形になったと思う。

だが、肝心のキャンプスタイルは上の写真の様な感じだ。

シンプルでコンパクトな部分は問題ないが、何かインパクトに欠ける。アメリカンテイストも全く感じない。

正直言ってつまらないサイトだと思う。
今後はこの不足部分をどう補うかが課題だ。ただし安易に流行り物を買う事は避けたい。オリジナリティ最優先、時間をかけて納得のいくサイトを作っていきたいと考えている。

※現状の装備とパッキングの詳細は別ページでまとめた。
※この項目は「Bike」カテゴリーと一部重複する。

●番外編3 ネイチャーストーブのこと

焚き火グッズの中でも定番のネイチャーストーブは、直火禁止のキャンプ場でも簡単に焚き火が出来る優れ物だ。自分が持っているのはレギュラーサイズなのだが、実際使ってみるとちょっと大き目のLサイズの方が使い勝手が良い。なぜかと言うとレギュラーサイズだとキャンプ場で売ってる薪には小さすぎるのだ。

本来の使用法は薪ではなく、その辺に落ちている小枝や松ぼっくりを燃やせというのだが、そう都合よく長時間焚き火する量の小枝や松ぼっくりが落ちている訳もなく、たとえあったとしても拾い集めるのが面倒くさい。

その点、Lサイズだと何とか売ってる薪が使えるサイズなので使い勝手が良い。

 

まず素直にLサイズに買い替えようかと考えた。だが、レギュラーサイズの大きさが気に入っていたし、何より気に入らないからといってすぐに買い替える事に抵抗があった。そこで考えたのが、

対策その1: 割り箸を大量に持って行き薪代わりにする。
薪代わりとしては問題なく、100均ダイソーで買えばコスト的にも問題なかったのだが、すぐに燃え尽きてしまい補充が大変なため廃案。

対策その2: 鉈を使って現地で薪を細かく割る
このプランのために新たにユニフレームのちび鉈を購入した。実際に薪を買って実験してみたところ、キャンプ場で売っているようなサイズの薪はちび鉈では全く歯が立たない事が判明。斧でも使わないと割れそうもないのでこのプランも廃案。

対策その3: ネイチャーストーブ レギュラーサイズでも入るように薪を小さく切って持参する
実際に家で切ってみたが、のこぎりでは結構大変な作業だった。新たに小型のチェーンソーの購入も考えたが、ネイチャーストーブのためにそこまで必要か?と疑問に思い廃案。

といろいろやってみたがどうも良いプランが見つからなかった。だが、ついに100均ダイソーで最適な物を発見した。

単なる工作用の木材なのだが厚さはちび鉈でも対応可能な9mm、パッキング的にもかさばらず持っていきやすい。これを3~5枚程持って行けば長時間の焚き火が可能になる。現地で薪割りというのもなんか楽しいし。

で、実際キャンプ場で試してみた。薪割りに慣れていないため少々疲れたが、板4枚で5時間程焚き火が楽しめた。このプラン採用決定!。後日100均ダイソーで板を入れていく麻袋を購入した。だがそこでまたもや使えそうな物を発見! 「燃料炭」。

普通の炭はバイクで持って行くにはパッキング上問題があったが、これならあまりかさばらない。早速実験してみると、燃料炭1個と割り箸で1時間程度は炎を維持できた。また、火がすぐ消えることがないので、薪の追加頻度も少なくなり炎維持が楽になった。工作木材と燃料炭コンビを持参すれば、もう現地で薪の確保に悩むことはあるまい。

あと、ネイチャーストーブはオリジナルの使い方だと底の設置面が熱でダメージを受ける。芝のサイトだと焦げてしまうだろう。そこで100均ダイソーで置き台用のオーブン皿と焼き網を購入。さらにネイチャーストーブ、ちび鉈、薪割り台の板や火バサミ等、すべての焚き火グッズをA4サイズのケースに収納し、焚き火セットが完成した。

いろいろ試行錯誤を繰り返したが、当面はこのスタイルでやっていこうと思う。

ちなみにちび鉈(\7200)の購入等、かかった費用と労力を考えると、素直にネイチャーストーブのLサイズや他の焚き火台を買った方が良かったかもしれない..._| ̄|●

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