「La Bamba」は1987年に製作された音楽映画で、わずか17歳で飛行機事故で他界したロックシンガー、リッチー・バレンスの生涯を描いた作品です。
大ヒットしたメインチューン「La Bamba」をはじめ、音楽の大部分をメキシコ系のバンド「ロス・ロボス」が担当しています。
映画の内容もすばらしく大好きな映画のひとつなのですが、ここで取り上げた理由は別にあります。
それは、この映画にちょっとだけ登場する、リッチー・バレンスと同じ飛行機事故で他界したバディ・ホリーが大好きだからです。
この映画でバディ・ホリー役を演じているのは、マーシャル・クレンショウというミュージシャンで、映画の中では「Crying, Waiting, Hoping」という曲を演奏しています。この演奏がメチャかっこいいのです。歌い方もバディの特徴を良くつかんでおり、特にギターソロはほんとかっこいいです。
映画ではリッチー・バレンスの演技シーンと重なり、一部しか演奏シーンを観ることが出来ないのですが、サントラの音源はこれです。
この他にも、エディ・コクラン役で、ストレイ・キャッツのブライアン・セッツァーが出演しており、これもやたらかっこいいです。
1959年2月3日。リッチー・バレンスはわずか17歳、バディ・ホリーは22歳。もうひとり一緒に亡くなった「ハロ~、ベイビ~」で有名なビッグ・ボッパーは28歳。3人のロックンローラーが一度に亡くなり、ファンに衝撃を与えたこの日は、後に「音楽が死んだ日」と呼ばれるようになったそうです。
<おまけ>
マーシャル・クレンショウの「Crying, Waiting, Hoping」2008年ヴァージョン。いい年のとりかたしてるな~